My First Blog from the U.S.

家族でアメリカで生活して感じたこと

渡米1年目の英語力(長男10才)②

 【新学年:渡米6ヵ月~9ヵ月】

9月から4th gradeになり、長男の生活は変わった。宿題に2-3時間かける毎日。宿題は、免除してもらっている部分が多いとはいえ、それでも、ESLの宿題、算数、リーディングと要約、またはリーディング2チャプターなど。以下は、宿題イメージ。

 

・Math

日本よりも、進行はゆっくり。長男の得意教科。毎日1枚のプリントと単元毎にExtra Packetと言って、テストの点にプラスαで加点してもらえる算数の問題が宿題に出た。11月位までは、文章題が理解できなくて、テストの時は先生が声に出して問題を読んでくれていたそう(読めなくても、耳で聞くと問題が理解できるらしい)。年末の個人面談で、英語も少しずつ上達してきて、Mathは一人でテストを受けるようになったと先生に教えてもらった。

 

・ESL

Easy English Newsという英語新聞や、3年生位のリーディング問題とクイズに答える宿題が週に3,4日ほど出た。Easyといっても、4thでほぼ初めて英語にふれた長男にとっては難しい。

www.elizabethclaire.com

 

 ・Reading & Summary (リーディング及び要約)

9月当初は、学年相当のリーディング教材は難しいため、3年生程度の本を学校から借りてきた。一日につき1チャプター(10ページ前後)読む宿題。一人で読むには難しいため、親子で一緒に読んで、意味や、ストーリーの行間から理解する内容を解説しながら読み進めた。Summaryは、Front, Middle, Back(始め、中、終わり)で書く必要があり、ストーリーを振り返りながら、つきっきりで文章の構成を考えて書いた。12月位までは、この宿題に大体1.5時間くらい毎日かかっていた。

↓は、9月~12月に学校から借りてきていた本のシリーズ。本のLevelは、L, M程度。Horrible Harryはいたずらな男の子の話で、長男が好きなシリーズだった。

www.amazon.com

 

www.camjansen.com

 

【年末の個人面談】

4th Gradeから本人の英語力を大幅に上回る宿題を出されて、親子共々疲れていた頃の個人面談だった。何しろ、ABCが書けて、自分の名前を言える程度で渡米した長男が、渡米半年で、現地では小3程度の内容と言っても、突然に日本の中高校生が読むような内容が宿題に出たのだから。毎晩、親子でリーディングに数時間かけ、言い方がきつくなってしまったりとケンカの毎日でこのままではいけないと思っていた。

個人面談では、長男が9月からとても頑張っていること、文章を書く力が伸びていること、友達ととてもいい関係を築いていると先生から伺った。面談の後半で、私は、思い切って担任の先生に相談した。宿題のおかげで、英語力も確実に上達しているが、自宅での宿題が親子で負担になっていること、親子では近すぎるため、誰かメンターとなるような年上の子や先生からチューターとして教えてもらえないかと。すると、その場で面談に同席していたESLの先生が週に1回放課後にエクストラヘルプとして宿題を一緒にやってくれると言ってくれた。その場ですぐに翌週からエクストラヘルプを行ってくれることになった。このエクストラヘルプのやり方は、親の私にとっても、学ぶことが多くあった。 

長くなったので、続きは次回に。