日本人同士、現地友人との付き合い方の違い ~褒められた時~
この辺りは、日本人も比較的多く住んでいて、
補習校の保護者同士など、日本人同士のお付き合いも多々あります。
現地の友達と日本人同士の付き合いでよく戸惑うこと、違いを感じることがよくあります。
それをいくつか書いてみたいと思います。
<①自分の子どもを褒められた時>
日本人同士の場合
私は、日本人なので、どうしても、褒められた時は、
自虐ネタだったり、自分を落とすようなことを言ってしまいます。
例えば、お洋服をほめられたら、
「そう?これ、もう〇年前の服だよ~」とか、「〇円くらいで安かったんだよー」など。
嬉しいけれども、照れ隠しと、そこまで、自分に自信を持てないというのもあるかも。
こういう風習は、アメリカにもあるようなのですが(笑)。
渡米当時通っていた、英語クラスで説明がありました。
それから、何かをほめられたら、「全然そんなことないです~」って言ってしまうことありませんか。
私は、よく言ってしまっていました。
最近、気を付けているのが、子どものことを褒められた時。
「長男くんの発表が面白かったて〇〇が言ってたよー。」
「えー。そんなことないよ。ギリギリまで準備しないし、家で大変だったよ。」
と言いがちです。
でも、子どもも聞いていたら、否定されているようで自信を失くしてしまいそう。
最近は、全否定をしないように心がけています。
お礼を必ず伝えて、そのあと、否定にはならなエピソードを話す。
「ありがとう。家でも頑張ってて、なんとか終わってよかったよ。」
どうなんでしょう。これだとオチがなくて、うちの子はできます~って印象なのかな。
日本のキレイな芸能人などは、容姿を褒められた時は、何も言わずに、首を横に振っていますね。
こういう謙虚さがあった方がいいのだろうか。
現地の人との会話の場合
以前に現地のママとの会話で、息子を褒められて、否定したら、
怪訝そうな顔をされました。
他にも、とあるスポーツで、予選を突破して次のステージに行けてすごいね、と言われた時も、
「うーん、でも、当日は、あんまり調子が良くなくて、〇〇ができなくって、結果どうなるかわからないの。。」
と答えた時の??の表情。
母親が子どもを否定したり、信じてあげないことは、あり得ないのかもしれません。
そんなことが、何度か続き、最近は、現地の方に子どもを褒められたら、
「ありがとう。長男は〇〇をするのが大好きなの。」
「ありがとう。頑張って〇〇してたから。」
と、そのために頑張ったこと、時間をかけたこと、情熱があることを話すようにしています。
以前に、アメリカ人の友人を褒めた時、返答された言葉が、
「Thank you. I am very blessed.」
でした。自分の環境が恵まれているおかげよ、というような返し方。
ステキだなと思いました。
以上が、現地の人、日本人同士で感じる違いです。
この使い分けが時々難しいし、ややこしい。
相手が何人であれ、現地の人への話し方のような返しをするのが、
育児をするうえで、人間としてありたい姿かなあ、と書いていて思いました。